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JA9IFF MODMOD, JA9IFF ALCALC, JA9IFF/IMAGE [FT8]

FT8で運用していると時々信号強度からローカル局と思われる方より「JA9IFF MODMOD」とか「JA9IFF ALCALC」とか「JA9IFF/IMAGE」とご丁寧にオンフレでお知らせいただく事があります。
こちらの送信機はFT-991AMなので送信波をモニターしていますし、ALCも振らせていません。 又、近くにあるWeb SDRを使って自身の送信波をモニターしても高調波は出ていない事を確認しています。 さらに、"Fake It"に設定して送信帯域の中央付近で変調波が出力され帯域フィルタで高調波があったとしても減衰させる様に運用しています。
従って、受信側で発生しているのではないかと思われます。
  • 受信機のダイナミックレンジが低く強信号が入力されてフロントエンドが歪む
  • AGC ONでAGC制御ゲインを超えた強信号が入力されてフロントエンドが歪む
  • AGC OFFでRF Gainを最大にしているため強信号が入力されてフロントエンドが歪む
  • 強信号が入力されて受信機出力が過大となり、PCオーディオ処理で歪む
  • 強信号が2波以上入力されて相互変調で2信号の差分周波数の間隔でスプリアスが発生する
    見かけ上、当方が送信すると2波以上になり高調波が見えて来るので当方が高調波を出している様に見える
  • 対処方法としてはAGC OFF、RF Gainをこまめに調整しWSJT-X/JTDXのレベルメーターで80以下のグリーンゾーンに入れる事で解決出来るのではないでしょうか? 相互変調にも有効です。
    実際に我が家で受信した同様ケースのウォーターフォール
    waterfall.jpg
    RFフルゲイン時、09:27:15のシーケンスでは約600Hzの基本波に対し+100Hzのサイド、約1800Hz付近の3倍高調波、約3000Hz付近の5倍高調波が見えているが、RFゲインを絞った09:27:45のシーケンスでは、サイド・3倍高調波・5倍高調波は綺麗に無くなっています。
    お知らせいただいた方、お試し下さい。


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    3D2RRR FT8/FT4 RR73戻らず対策 [FT8]

    3D2RRROC-060 Rotumaから運用されていますが、通常のFT8周波数でFoxモードで運用しているので、呼んでも応答が無かったり、応答があってもRR73が戻らなかったりと始めの頃は上手く交信出来ていませんでした。 原因を考えると、
    ●Foxモードで運用しているので、少なくとも自身の送信DF1000Hz以上しか応答しない
    3D2RRRDT1.0s以上になっている場合があるので、解読率が低下しこちらをデコード出来ず、3回レポートを送ってもこちらのR-xxレポートを解読出来ないと交信を打ち切る
    と言う現象でした。 そこで、時刻合わせに使っている「BktTimeSync」を操作して3D2RRRDTに合わせる作業を行ってから呼んだ所、ほぼ1回でRR73が戻って来る様になりました。
    特に今日から運用しているFT4ではDTの近似が絶対に必要で1.0s以下じゃないと応答もしてくれずCQ連発の様です。
    まず、「BktTimeSync」を起動し、例えば3D2RRRDT1.6sであれば「BktTimeSync」の下段にあるボタンの「Manual Set」をクリックし、DTセット値に「-1.5」を入力し「Apply」をクリック、続けて「Close」をクリックしてDTをシフトします。 そうすると、次の受信シーケンスから3D2RRRとのDTがほぼゼロになるので、呼びます。 交信が終われば「BktTimeSync」下段の「Sync Now」をクリックして元のDTに戻します。 これを行わないと、3D2RRR以外のDT値が正常の局とズレたままになってしまいます。
    これでFT4もほぼ1回の呼びでRR73まで到達しました。 ご参考までに。


    【追記】

    Club Logでのログサーチが可能になりましたので、照合してみましたら、RR73が戻らない交信分のデータまでアップロードされている様です。 3D2RRR側がR-xxを送信した時点でログインと処理していた様で、中々RR73が戻らないので、何回も呼んでしまったバンドがありました。 ドネーション込みでOQRS請求しましたら、その交信分のデータがLoTWにもアップされてコンファーム済となりました。



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