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2017 Visalia International DX Convention [IOTA]

長い間参加したかった Visalia DX Convention に今年参加しました。 羽田発ロスアンゼルス着のフライトで木曜日に入り、ロスアンゼルス近郊で一泊した後、レンタカーを約3時間運転して会場のある Visalia Marriott ホテルにチェックインし、少し休憩した後、会場に設営された受付で参加証等の資料を受け取りました。


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ホテルに併設された Visalia Convention Center の入り口を入った先に受付があった。


ネームタグに印刷された国旗は参加者の国旗をランダムに印刷している様で、他のハムのネームタグには日本の国旗が印刷されたバージョンも見受けられました。


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中に入っていたIDXCのワッペンとネームタグ


少しだけ会場を見学し、ビジネスエリアのホールに入ってみた。 無線機メーカー、リニアメーカー、SDR、アンテナ・タワー、ソフトウェア、部品、ネームプレートを販売しているブースでホール一杯でした。


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Convention に出店しているお店のあるホール


Convention は21日金曜日から22日土曜日の二日間に色々なテーマのセミナーが開催されており、参加費を支払えば、どのセミナーにも参加出来ます。 金曜日は主にコンテスト関係のセミナーでしたので、移動で疲れたため体力温存し、IOTA ディナーが開催される前に設けられていた DX バーに行ってみたところ、偶然にも KL7 の New を提供してくれた N3QQ Yuri に遭遇しました。 今は SDR の販売の仕事が忙しく、ペディションは行けていない様です。


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左から KE7V John / JA9IFF / N3QQ Yuri


18時30分から開催された IOTA ディナーには約40名の参加者がありました。 このディナーのプログラムとして、BA4TB Dale による BY の IOTA ペディションの歴史(残念ながら直前にご家族の病気のため不参加となり、司会者 WC6DX Will が代読)、LA7GIA Ken による 3C / D6 のペディション、K9AJ Mike による NA-159 / NA-196 ペディションの発表がありました。 そのプログラムをこちらにアップしておきます。 最後のページは、会場で実施されたIOTAクイズですので、試してみて下さい。 このディナーに、K9AJ Mike と一緒にペディションに行った KD6WW Bruce も来ていましたので、次のペディションの予定は?と聞いたら、仕事が今忙しいので、2018年夏に KL7 のどこかに行きたいと言っていましたので、帰国後 JN6RZM 山本さんがまとめられている IOTA-KL7 Wanted List 2017 の資料を送付しておきましたら、早速 K9AJ Mike から、「ペディションの候補地検討の際に参考にする」との返事メールが来ました。 又、KD6WW Bruce からも「自分が未交信の島を優先に、このリストを参考にする」との返事メールが来ました。


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左から K9AJ Mike / KD6WW Bruce


土曜日は朝からいくつかのセミナーに参加しました。 午前9時30分から開催された「DX Forum」は、司会者が会場の参加者に対し、パネラーに聞きたいテーマを募集し、それぞれのテーマに対して参加者が興味のあるテーマに挙手を求め、多数が賛同するテーマについて質疑応答を行うといったスタイルでした。 今回、LoTWの今後についての質問があった時、ARRLからのパネラーが、「現在 JARL と協議していて、日本のJCC/JCG等をサポートするプロジェクトが進んでいて、今年のハムフェアで正式なアナウンス」と回答しており、JARLのアワードもLoTW経由で申請する事が出来る様になるのではないでしょうか。 独自で開発運営するよりも、既存のプラットフォームに相乗りする形で、今後もこの様な動きがアマチュア無線界全体に広がる可能性があります。 ハムフェアでの発表を待ちましょう。


ランチはオープンエアの場所に設置されたブフェ形式のランチで、日本から参加した JA1BRK 米村さん、カルフォルニア在住の K4ST 遠藤さんと3人で記念写真を撮りました。 JA3USA 島本さんも参加予定でしたが、ご都合により不参加となってしまいました。 残念です。


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左から、JA1BRK 米村さん、JA9IFF、K4ST 遠藤さん


夕方に Club Log の IOTA Valdation Team の K3EST Bob と会って Validation のやり方等の情報を聞きました。 彼が担当するのは、2016年以降に運用された IOTA ペディションの内、Most Wanted Island List に掲載された 40% 以下のクレジット率の分を運用者にメールを送って必要事項の回答を得ており、約 85% から回答を得ており、今後運用される IOTA ペディションは彼のサポートにより順次 Club Log Matching でクレジットが得られる様になります。


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K3EST Bob


土曜日の夕方の DX ディナーには、K9AJ Mike と同じテーブルに座らせてもらい、そのテーブルに QSL カードマネージャとして沢山のカードを取り扱ってくれた N6VR Ray も座っていました。


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左から K9AJ XYL Susan / K9AJ Mike / N6VR Ray / N6VR XYL Marlys


日曜日の朝は皆で朝食を取りながら VK0EK Heard Is. のペディションを成功させた KK6EK Bob によるペディションの移り変わりと将来への考察のプレゼンテーションがありました。 最近のペディションでリアルタイムログの有用性を説明しており、K7K Kure Is. でリアルタイムウェブサイトの DXA を最初に採用したのも彼らのチームです。 通信手段として、イリジウム衛星電話を使っていますが、米国でレンタルする場合、何と1日の機器レンタル料が10ドルで、VK0EKの時は50日間レンタルしても500ドル、ログのリアルタイム転送やメール・Skypeに使っても通信料金は35ドルだったそうで、ペディション全体の総費用に対し1%にも満たない金額だったと説明していました。 又、実験的に米国からVK0EKにリモートアクセスして運用する実験も行ったそうです。 さらに、ペディションの費用を捻出するため、アマチュア無線界以外からの資金援助を得るため、Heard Is. 付近の海流の調査のために無線ブイを船から投入してモニタリングするプロジェクトを請け負って、いくらかの資金提供を受けたと説明していました。 段々とメガペディションの運営にも新しい取り組みが始まっているのだなあと説明を聞いていて感じました。 そして、最後の抽選会が行われ、10時に全てのプログラムが終了して解散となりました。


Visaliaの近くには世界最大の巨木が生えている「セコイア国立公園」があります。 ちょうど、コンベンションが開催されていた週末は国立公園の入場料(車1台で20ドルだったと思う)が無料になる週末で、少し足を延ばしてもレンタカーがあったので行けば良かったと、少し悔やんでいます。 次回訪れる時は長目の滞在にして近郊の観光地を巡る旅にしようと思います。


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セコイアの木


お昼前にホテルを出発して約3時間レンタカーを運転し、ロスアンゼルス空港に到着し、チェックインカウンターが4時間前でないと開かないので、事前に発行されていた搭乗券の PDF をタブレットの画面に表示してセキュリティチェックでバーコードスキャンし、確認出来たので入れてもらい、約8時間ラウンジで粘って、0時過ぎに搭乗し帰宅の途に就きました。 羽田到着は予定では朝5時頃でしたが、偏西風が弱いのか朝4時過ぎに到着し、その時間には電車もリムジンもモノレールも動いていなかったので、到着ロビーで時間つぶしをし、5時15分発のリムジンで横浜へ向かい、6時過ぎに自宅に帰宅しました。


時差ボケで頭が十分に回転していないので、記憶を辿って、それぞれの項目の補充を近日中に行いますので、時間をおいて覗いて見て下さい。スミマセン





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